突然不正行為を疑われた件について(3)

前回の続きです。
突然不正行為を疑われた件について(1)
突然不正行為を疑われた件について(2)

3日以内に電話連絡をしてくれるとのことで、肌身離さず電話を持ち歩いていましたが一向に着信しません。3営業日はあっと言う間に過ぎ去り、愚痴を吐きたくなる1週間経過した午後0時過ぎについに

+1(408)***ー****

先頭が「1」、つまりアメリカからの着信です!!
過去に何度かAppleの担当者とは電話で話しましたが、毎回この番号を見ると緊張します。
今回も恐る恐る出てみると、なんと日本人のH氏という方でした。

まずは今回の経緯に至った理由を説明。
あるアカウント(以下A)とEternalSoftware(以下うち)は関係しているか?と訊かれました。
Aは以前受託でアプリを開発させていただいたアカウントですが、何らかの理由によりアカウントがクローズされていたようです。
ただ、それではうちが不正行為をしている理由にはなりません。
もし受託をしてクライアントがBANされてこっちも不正行為を疑われるなら、世界中のディベロッパーが混乱を招いてもおかしくありません。

実は、うちからAにアプリを譲渡したことがあります。

これが今回の原因です。
今から5年ほど前、低クオリティのクソアプリを連発しては広告収益を稼いでいた過去があります。
僅か2時間で作ったアプリがトップランキング2位になったこともあります。
今となっては完全に黒歴史。消し去りたい過去です。
いつしかそのスタンスに嫌気が差し、ユーザーに満足していただける、自分が納得できるアプリを作るように心がけました。
そうして生み出されたのが萌えきゅんコールやヤンデレ彼女+PLUS、トーキングメモリーズで、評価も平均4.5の高い評価を得ることができました。

そんなうちのアカウントに過去のアプリはふさわしくありません。
いくつかは自ら公開停止をしましたが、それでもトップランキング2位のアプリはずっと残していました。
そんなある日、Aと話の流れでこのアプリを譲渡した・・・これが去年か一昨年の事です。
まさかAがアカウントクローズされて、うちにも影響が出るとは思いもしませんでしたが。
気軽にアプリを譲渡してはいけない良い例ですね。
また1つ勉強させていただきました。

電話越しでH氏に必死にこの件を説明して、H氏も事情はわかった、この件を報告するとおっしゃいまして電話を切りました。
まだ、うちのアカウントは宙に浮いた状態でどう転ぶか不明です。
とにかく今自分に出来ることはAppleからの連絡を待ち続けること。

それはいいのですが、うちのアカウントにはもうひとつ危機が迫っていました。

続きます…
突然不正行為を疑われた件について(4)

P.S.
現時点ではまだリリースに至っておりませんので、どうしても長くなってしまいます。
しかし現時点で大きな進展がありましたのでおそらく次回で終了できると思います。