ありがとうWindows100%

晋遊舎から出版されている「Windows100%」が2017年7月号で最終号を迎える、という情報を耳にしました。
Windows100%といえば雑誌にDVD-ROMが付属して、フリーゲームはもちろんアダルト関連のコンテンツも楽しめた、いわばエロ本を買う勇気がない人が堂々と買える雑誌でした(違う)

そんなWindows100%には私自身大変お世話になりました。
今から10年以上前の話になりますが、当時高校生だった私は学校が終われば寄り道をせず真っ直ぐに帰宅する真面目な人間でした。
ただ、家に着いたら勉強するわけではなく、真っ先にパソコンに向かってはフリーゲームを1人コツコツと作るのが趣味でした。
この当時と今現在の私、本当に笑えるほど変わっていません。
WindowsソフトウェアがiPhoneアプリに変わっただけです。

自作ソフトウェアを公開したら反応がある。
フリーゲームなのでお金は入らなくても、日本はもちろん外国の方も自分のソフトウェアをプレイしてくれる。
これがかけがえのない楽しさで、他人から見ればずっとパソコンを触っているオタク(※)と見られていましたが、自分は青春を謳歌できたと思います。

※当時はタッチタイピングをできただけでもキモイと言われるほど、パソコンはアニメオタクと同レベルの地位の低さでした

そんな多くの人がフリーゲームを作った時代。
私も上手いこと波に乗っていました。
作ったフリーゲームがヒットして多くの雑誌に掲載されました。

その雑誌のひとつにWindows100%がありました。

 

今はわかりませんが、この当時はちゃんと掲載許可のご連絡をして雑誌を郵送してくれました。
自分の作品が雑誌に掲載されている!
この喜びは同じ経験をお持ちの方には共感してくれるのではないでしょうか。

アプリ紹介雑誌にも何度かうちの作品が掲載されていましたが、1回も連絡をもらったことがありません(泣
教えてくれれば宣伝するのに・・・

読者としても好きだったこの雑誌が無くなってしまうのは残念ですが、これも時代の流れなのでしょうか。
今までありがとうございました。
掲載してもらった雑誌は大切に保管していきます。

おまけ

別の雑誌になりますが、このゲームの記事を見つけました。
この記事内容をちゃんと読むと勘の良い人は気がつくかもしれませんが、
このゲームは「トーキングメモリーズ」の栞ちゃんシナリオの原作となったフリーゲームです。

私自身が好きな作品はまだあります。
機会があればアプリでリメイクしたいですね!